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『4×4 FOUR BY FOUR』(フォー・バイ・フォー)は日本のフュージョンバンド、カシオペアの8枚目のアルバム。 1982年12月16日にアルファレコードよりLPとカセットテープでリリースされ、1984年に、カシオペアの他の既存のアルバムとともにCD化された。 現在アルファの権利はソニー・ミュージックエンタテインメントが持っており、最新のリイシュー盤は同社の子会社ヴィレッジ・レコードから出ている。 == 解説 == カシオペアが、自身の来日公演を行う直前だったリー・リトナー・グループと共演した一大セッション・アルバム。カシオペアの4人とリー・リトナー・グループの4人が、各パートごとに向かい合う形でレコーディングを行い、リハーサルなし、僅か9時間で演奏を終了。アルバム・タイトルも、両バンドの4人が共演したことから取っている。ただし、実際に8人全員が参加したのは、カシオペアの『CROSS POINT』収録曲のリメイク「ギャラクティック・ファンク」のみ。同曲を除いて、ベースは櫻井哲夫かネイザン・イーストのいずれか1人が参加するという形になっている。また、リー・リトナーが書き下ろした「トランスアトランティック」は、櫻井とハーヴィー・メイソンを除いた6人による演奏。 「ミッド・マンハッタン」は、ニューヨーク旅行から帰ってきたばかりの神保彰が、その時のイメージで作った曲。神保とハーヴィーのツイン・ドラムが激しいバトルを繰り広げる。その後のライヴでも人気曲となった。また、オートバックスセブンのCMで使用された。 「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「カウアイ」では、野呂一生のフレットレス・ギターをフィーチャー。 本作の「ギャラクティック・ファンク」は、新しく作られたイントロが付加され、よりスリリングな出だしとなっている。ソロ・オーダーは次の通り。 *キーボード・ソロ - 向谷実、ドン・グルーシンの順で4小節をそれぞれ4回ずつ→同じ順で2小節を2回ずつ *ギター・ソロ - 野呂一生、リー・リトナーの順で4小節をそれぞれ4回ずつ→同じ順で2小節を2回ずつ *リズム・セクション - 神保彰とハーヴィー・メイスンのツイン・ドラム8小節→以下の順で2小節ずつ(櫻井→神保→櫻井→神保→ネイザン→ハーヴィー→ネイザン→ハーヴィー→櫻井→神保→ネイザン→ハーヴィー→櫻井→神保→ネイザン→ハーヴィー) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FOUR BY FOUR」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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